Windows 7杯 自作PCの祭典 2009 「勝手に俺が一番!部門」
Intro
Windows 7杯というのをやっていたので、「勝手に俺が一番!部門」に応募。新しいPCではないので他の応募者にスペックではかなわない。そこで、勝手に静音化では俺が一番!を名乗ってみる。自作のコンセプトは以下の通り。
- 静穏化の基本に忠実に
- 低消費電力
- ストレスのない性能
PCでゲームもするので、性能と発熱の最適解を狙ってパーツ選びをしている。
エントリーマシン
構成パーツ
CPU | intel | Xeon E3110 | 発売直後にE8400が品薄で手に入らなかったため。 |
MB | ASUS | P5B Deluxe Wifi-AP | |
Memory | UMAX | Pulsar DCDDR2-4GB-800 | 2GB*2 |
Team Elite | TEDD4096M800HC5DC | 2GB*2 | |
GPU | GIGABYTE | GV-NX96T512HP | ファンレス9600GT |
SSD | intel | X25-M SSDSA2MH080G2C1 | システムドライブ |
HDD | Western Digital | WD10EADS | 1TB 作業用ドライブ |
Optical Drive | Pioneer | DVR-S16J-BK | 静かさも売りなドライブ |
CASE | Antec | P180 | 静かなPCケースとして有名 |
PSU | scythe | GOURIKI-500A | |
Keyboard | 東プレ | Realforce91UBK | |
Mouse | Logicool | G5 Laser Mouse | 重りを入れて重心を変えられるのがGood |
SteelSeries | SteelSeries QcK | ||
OS | Microsoft | Windows 7 Ultimate | DSP版(64bit) |
Monitor | EIZO | FlexScan S170 | VAパネル |
NEC | MultiSync LCD2490WUXi | IPSパネル | |
Other | Sythe | OROCHI | 巨大CPUクーラー |
Sythe | iGUARD | ファンコントローラ 季節によってファン回転速度を調節 | |
Sythe | S-FLEX 800rpm | ケースファン | |
長尾製作所 | X-Fan 1200rpm | ケースファン |
PC外部
左のPCがエントリーマシン。ちなみに右側のサーバー機も黙らせたので静かです。NASなどのうるさい物は押し入れに入っています。
PC内部
CPUクーラーが重くてマザーボードがたわんでいたので、糸で吊っています。冗談としか思えないでかさ。
こだわり
低速回転ファン
P180の前面にファンをつけることが出来るが、耳に近いところは音が聞こえてしまうので、吸気用ファンは奥まったところにつけている。今のファン構成は、ケース上部が排気用800rpm、吸気用1200rpm。下部が800rpm。(上部を吸気ファン1機だけだと高速で回さないと廃熱が追いつかずうるさくなってしまう。)
冬場は、ファンコンを使ってさらに回転を絞る(600rpmとか)。 また、電源のファンで十分HDDを冷やせるため、下段の真ん中のファンは停止させる。
大型CPUクーラー
フィンピッチが結構あるのでエアフローが少なくてもCPUを冷やせる。CPU自体にはファンはつけていない。
ストレージ
静音化で最終的にたどり着く鬼門だったHDD。しかし、無音でしかも爆速というSSDが登場し、静かなPCを簡単に作ることが出来るようになった。ただ容量単価がまだ高いため、作業用に5400〜7200rpmの可変の静かなHDDを一台積んでいる。ゴリゴリ音は全くしないので気に入っている。
ケーブルの取り回し
P180というケースは静かなケースであるが、マザーボードの後ろにケーブルを通すスペースが確保されているなど、とても細かいところまで良くできている。エアフローのためにも出来るだけケーブルは隠した。
ベンチマーク
CPU-Z Version 1.53.1
Windows 7の「エクスペリエンスインデックス」表示画面
PerformanceTest V7.0 Build 1011
BIOHAZARD 5 ベンチマーク
Windows 7を使って良かったと感じた点
一番のお気に入りはタスクバーが使いやすくなったことだ。タスクバーを右クリックすれば、そのアプリのよく使う機能を一発で使えるなど使い勝手が向上した。
自作erとしては、Trim対応やデフォルトでSSDのデフラグが無効など、SSD対応であることが最新のOSであることを実感させる。XPでは、SSDの性能を引き出すには細かな設定をいろいろしなければならなかったので、とても使いやすくなった。
(追記)そういえばすっかり忘れていたが、Windows7には数式入力パネルという機能がつき重宝している。ちょっとしたレポートなら、「ペンタブで数式を書いてWordに挿入」が簡単でいい。精度も高くギリシャ文字や、エイチバーなども認識してくれる。間違った認識のところはそこだけ修正も出来るので便利。
数式入力パネル 修正しているところ。