ソニー MF lightアプリがつながらないときの対処法
はじめに
ソニーネットワークコミュニケーションズの多機能シーリングライト Multifunctional Lightを私は便利に使っています。たまたま、スマホアプリのMF lightのレビューを見たところ、1.2~1.6ぐらいの低レートになっており、接続できないと怒りのレビューが沢山ありました。自分自身もハマった事があり、自分用のメモを公開しておきたいと思います。
製品ページやマニュアルのオシャレな感じや、シーリングライトだし簡単に使えるでしょと思って購入した結果が、アプリのレビューや製品のAmazonの低レビューになっているようです。また、マンションに備え付けというパターンもあるようで、デジタルガジェットに詳しくない方が使うことになり困っているという側面もありそうです。
Multifunctional Light | ソニーネットワークコミュニケーションズ
とはいえ、他社には無い尖った製品なので多少の不便には目をつむって使う価値はあると思います。
自分の環境
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マルチファンクショナルライト MFL-1000A (2019年11月頃に発売開始したモデル)
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マルチファンクションユニット部分はLGTG-200 (以下本体と呼ぶ。ファームウェアは3.2.2)で、シーリングライト部分はオリオン電機製LGTC-30
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Wi-Fiルータ NEC Aterm WG1200HS3 (ステルスSSIDでないことと、5GHzではなく2.4GHzが必須なので注意。スマホ間で5GHzでつなぐ場合、2.4GHz/5GHzの分離モードを有効にしていると接続できないので注意)
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iPhone 7 (iOS15.1)
- iOSアプリ MF light (バージョン3.2.4)
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下記の手順で記載している待ち時間は、別の環境では異なる可能性があるため参考までとしてください
重要なポイント(結論)
- アプリからユニット追加できるタイミングは限られているので注意
- MF lightアプリの新規ユニット追加の画面で、下記の画像の通り「壁スイッチを入れてください。起動音が流れたら確認して次へ」と表示されるが間違い。起動音はすぐ流れるが、本体はアクセスポイントとして動作していないため接続できない。正しくは下記URLのマニュアルの5ページ「2分ほどすると青色ランプが点滅します」です。アプリを修正して欲しい。
MF lightアプリから本体へつながらなくなる原因は?
大雑把に問題の可能性を考える。今まで使えていたのに突然使えなくなったという場合は、スマホやアプリのアップデートが原因と考えられるので1のケースの可能性が高い。
- MF lightアプリが初期化されてしまった可能性 (高)
- Wi-Fiルータのアクセスポイントの設定が変更された可能性 (低)
- 本体側の設定が消えた可能性 (低)
- アプリの設定が正しく残っていても、アプリ側で「さがしています」と表示されるばかりで接続が出来なくなる。
- 本体がWi-Fiルータへ接続できないので、本体の青LEDが点滅してくれる(初期設定待機中)はず。そうなれば、アプリから新規ユニット追加が可能
- スマートフォンのWi-Fiがおかしい (低)
おそらく2のケースの太字のパターンで、本体を初期化せずに接続できるようになると思われる。
とはいえ、下記に手順を記載する本体を初期化する方法が確実なので、普段の設定(調光、輝度、タイマー、テレビ/エアコンの設定など)をきちんとメモしておき、いつでも本体を初期化しても困らないようにしておきましょう。
本体の初期化とMF lightアプリの設定方法
- MF lightアプリを起動する
- 壁の電源スイッチをオンに
- 以後、設定完了までずっと電源オンのままで
- 現在、電源オン状態なら、あえて一度オフにする必要はない
- 初期化ボタンを押す
- 本体のLEDがついている付近に指を入れるとボタンがある。表からは見えません
- 長押し等は不要で、短押しで良い
- 青LEDが点滅を開始するのを1分半ほど待つ
- 初期化ボタンを押したあと、本体がアクセスポイントとして動作開始するには、1分半ほどかかるので焦らず待つこと。
- スマホのWi-Fi設定で、SSIDがLGTG-200:XXXXへ接続します
- パスワードは、00000000 (ゼロが8個)
- 接続すると「接続されました。アプリに戻ってください」と音声が流れる
- 本体の接続の設定を行う
- アプリの左上の「・・・」をタップして、「新規ユニット追加」をタップ
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購入したモデルを選択する:「LGTG-200の方」
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電源を入れるというページが表示され、「壁スイッチを入れてください。起動音が流れたら確認して次へ」と表示されるので、壁スイッチを一度オフ/オンにしたくなるが無視(重要)して、「確認して次へ」をタップ。
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新規ユニット追加のページで、「接続を完了した」にチェックを入れて「次へ」をタップ
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音声が流れたら接続完了のページで、焦らず1分待つと「ご自宅の無線LANに接続しました」と音声が流れたら、完了ボタンをタップする。
- 「音声が流れない場合、SSIDもしくはパスワードが間違えています。壁スイッチを入れ直し、再設定してください」と表示されるが焦らないこと。普通10秒ぐらいで設定完了することを期待するし、LEDを点滅させるとか処理中かどうか分かるようにして欲しい。
- ちなみに、音声が流れた後、すぐに完了ボタンを押さずに放置してしまった場合は、「購入したモデルを選択する」ページからやり直しになってしまうが、すでに本体が初期設定待機中ではなくなっており、本体がアクセスポイントとして動作をしなくなっているため詰んだように見える。しかし、ここまで進んでいる場合、アプリを再起動させると、「アプリに登録のページ」から続きの設定を行える。
- アプリに登録のページで、名所未設定 (MACアドレス)をタップする
- 認証コードの設定で、好きな認証コードを登録して次へをタップ
- あとは次へをタップしていけば設定完了
まとめ
本体が故障していなければ、初期化して落ち着いて気長に待ちながら再設定すれば接続は出来ます。
本体の中身は、性能が限られる組み込み向けSoC上でLinuxが動作しているので、気長に待つ必要がある。普通の家電のように電源オンにしたらすぐに使えることを期待しないこと。また、リチウムイオン電池を搭載しているため、壁スイッチで電源をオフにしても動作が続いており、このあたりの動きも普通の家電だと思っていると、イレギュラーな動きに感じてストレスがたまる。
Wi-Fiモジュールの制約で、アクセスポイント動作とエンドポイント動作を同時にできないのだと思われる。また、本体のアクセスポイントが常に動作していると、他人が接続できてしまう可能性があるので5分の時間制限があったり、Wi-Fiルータと接続後はアクセスポイントとして見えなくなる。設定を全部消してしまう初期化ボタンとは別に初期設定待機中(アクセスポイント動作)にするボタンが欲しい。
マニュアルがペラペラなのも勘弁して欲しい。シーリングライトの取説が16ページあるのに、本体が2ページしか無いはおかしい笑。文字びっちりの詳細が書いてある説明書が欲しい。最近ではわかりやすいガイド資料が充実してきているようなので改善はされている。
マルチファンクションライトのモデル一覧
マルチファンクションライトのページは、新しい製品がでると旧製品の記述が消えてしまうのと、セット品名、シーリングライト、ユニットの品名がそれぞれ異なるのは良いとして、調べるときにわかりにくいので、モデル一覧を作成した。プレスリリースやネット記事を参考に作っているため、参考程度に。
セット品名 | シーリングライト | マルチファンクションユニット | 販売開始 | 備考 |
---|---|---|---|---|
LGTC-100/WHJ J1, LGTC-10/MLJ J1 | LGTC-100, LGTC-10 | LGTG-100 | 2016年4月 | B2B向け。シーリングライト部分は東芝ライテック製 |
LGTC-10セットモデル | LGTC-10 | LGTG-100 | 2018年4月 | 一般販売。57000円? |
LGTC-20セットモデル | LGTC-20 | LGTG-100 | 2018年8月 | 37000円。シーリングライト部分がオリオン電機製に変更 |
MFL-1000A | LGTC-30 | LGTG-200 | 2019年11月 | 27000円。ライト部分が小型化され価格が下がった。テレビ/エアコン機能のライセンス追加は、しばらく無料キャンペーンをやっていたが、2020年10月頃からAmazonで2500円で購入できるようになった模様。 |
MFL-2000S | LGTC-30 | LGTG-200 | 2020年8月 | 47000円。MFL-1000Aにテレビ/エアコン機能と見守り機能などが追加されたハイエンドモデル。 |
MFL-1100S | LGTC-31 | LGTG-210 | 2020年11月 | 27000~30000円。アプリがMF light2に。リモコンが追加で付属する。テレビ/エアコン機能を追加したい場合、スマートプラン550円/月に加入するしか無い? |
MFL-2100S | LGTC-31 | LGTG-210 | 2020年11月 | 43000~47000円。MFL-1100Sとの違いは、テレビエアコンの操作機能、不在時の以上通知、ボイスメッセージ機能、スマホから宅内への会話機能など |
MFL-1000AやMFL-1100Sのテレビ/リモコン操作の追加ライセンスは、Amazonでそれぞれ2500円程度で購入できる模様だが、現在はAmazonで購入できないので詳細不明。LGTL-1T/LGTL-1Aという品名だが、本製品に関係ない人が間違えて購入しないようにするためか、Amazonで検索してもヒットしない。下記のURLからアクセスできる。
Amazon.co.jp: ソニーネットワークコミュニケーションズ
MFL-1100Sの方は、Sonyサイトでサブスクリプションで、本体の延長保証もセットで月550円で機能を追加できる模様。シーリングライトは長く使うので2500円払った方がお得かも。
SandyBridge × Windows7 SP1 = AVX!
Intro
Windows7のSP1はHotfixの寄せ集めだから当分いいやとか、SP1のインストールを ブロックするツール を急いでインストールしなきゃとか・・・聞こえてくるのはそんな話ばかり。まあ否定はしないけど、AVXのことを忘れていないか!
というわけで、AVX対応のAviUtl Plug-inが公開されているので、早速試してみた。 スキマ産業 さんが公開されている、「NL-Means Light(従来)」と「NL-Means Light AVX版」を比較する。
エンコードの設定
元動画 2/17のまいんちゃん(1,050MB:17982フレーム:10分00秒) なぜ、まいんちゃんなのかを説明すると長くなるので、簡潔に実写とアニメ部分が混ざっているからとだけ答えておく。
元動画のtsファイルを、BonTsDemuxでm2vとwavに分解後AviUtlにつっこむ。エンコードオプションは、速度優先でファイルサイズを1/10近くにすることを目的に設定。Plug-inは、「Lanczos 3-lobed 拡大縮小」を使って、1280x720へリサイズ後、今回の肝であるNL-Means Lightで、軽めにフィルタをかけx264でエンコード。拡張x264で、プリセットの「バランス」設定からQ値を24へ、ベクトル探索範囲を16へ。NL-Means Lightの設定は、範囲2 分散40
結果
HTT | AVX | Speed [fps] | FileSize [KB] |
on | 非対応 | 25.64 | 168,487 |
on | 対応 | 26.86 | 168,487 |
off | 非対応 | 23.93 | 167,266 |
off | 対応 | 22.57 | 167,266 |
下二つは、ハイパースレッディング(HTT)を無効にしたもの。
結果はご覧の通り。1fps速度が上がってはいるが期待していたほどではなかったという印象。NL-Meansパラメータの「範囲」をもう少しあげると変わってくるのだろうか・・・
Plug-in作者さまの考察通りで、何も言うことがありませぬ。
Sandy Bridge AVX版のNL-Meansが速くない理由
まとめ
拡張命令AVXに対応したソフトが早く出てくるのに期待したい。
Windows 7杯 自作PCの祭典 2009 「勝手に俺が一番!部門」
Intro
Windows 7杯というのをやっていたので、「勝手に俺が一番!部門」に応募。新しいPCではないので他の応募者にスペックではかなわない。そこで、勝手に静音化では俺が一番!を名乗ってみる。自作のコンセプトは以下の通り。
- 静穏化の基本に忠実に
- 低消費電力
- ストレスのない性能
PCでゲームもするので、性能と発熱の最適解を狙ってパーツ選びをしている。
エントリーマシン
構成パーツ
CPU | intel | Xeon E3110 | 発売直後にE8400が品薄で手に入らなかったため。 |
MB | ASUS | P5B Deluxe Wifi-AP | |
Memory | UMAX | Pulsar DCDDR2-4GB-800 | 2GB*2 |
Team Elite | TEDD4096M800HC5DC | 2GB*2 | |
GPU | GIGABYTE | GV-NX96T512HP | ファンレス9600GT |
SSD | intel | X25-M SSDSA2MH080G2C1 | システムドライブ |
HDD | Western Digital | WD10EADS | 1TB 作業用ドライブ |
Optical Drive | Pioneer | DVR-S16J-BK | 静かさも売りなドライブ |
CASE | Antec | P180 | 静かなPCケースとして有名 |
PSU | scythe | GOURIKI-500A | |
Keyboard | 東プレ | Realforce91UBK | |
Mouse | Logicool | G5 Laser Mouse | 重りを入れて重心を変えられるのがGood |
SteelSeries | SteelSeries QcK | ||
OS | Microsoft | Windows 7 Ultimate | DSP版(64bit) |
Monitor | EIZO | FlexScan S170 | VAパネル |
NEC | MultiSync LCD2490WUXi | IPSパネル | |
Other | Sythe | OROCHI | 巨大CPUクーラー |
Sythe | iGUARD | ファンコントローラ 季節によってファン回転速度を調節 | |
Sythe | S-FLEX 800rpm | ケースファン | |
長尾製作所 | X-Fan 1200rpm | ケースファン |
PC外部
左のPCがエントリーマシン。ちなみに右側のサーバー機も黙らせたので静かです。NASなどのうるさい物は押し入れに入っています。
PC内部
CPUクーラーが重くてマザーボードがたわんでいたので、糸で吊っています。冗談としか思えないでかさ。
こだわり
低速回転ファン
P180の前面にファンをつけることが出来るが、耳に近いところは音が聞こえてしまうので、吸気用ファンは奥まったところにつけている。今のファン構成は、ケース上部が排気用800rpm、吸気用1200rpm。下部が800rpm。(上部を吸気ファン1機だけだと高速で回さないと廃熱が追いつかずうるさくなってしまう。)
冬場は、ファンコンを使ってさらに回転を絞る(600rpmとか)。 また、電源のファンで十分HDDを冷やせるため、下段の真ん中のファンは停止させる。
大型CPUクーラー
フィンピッチが結構あるのでエアフローが少なくてもCPUを冷やせる。CPU自体にはファンはつけていない。
ストレージ
静音化で最終的にたどり着く鬼門だったHDD。しかし、無音でしかも爆速というSSDが登場し、静かなPCを簡単に作ることが出来るようになった。ただ容量単価がまだ高いため、作業用に5400〜7200rpmの可変の静かなHDDを一台積んでいる。ゴリゴリ音は全くしないので気に入っている。
ケーブルの取り回し
P180というケースは静かなケースであるが、マザーボードの後ろにケーブルを通すスペースが確保されているなど、とても細かいところまで良くできている。エアフローのためにも出来るだけケーブルは隠した。
ベンチマーク
CPU-Z Version 1.53.1
Windows 7の「エクスペリエンスインデックス」表示画面
PerformanceTest V7.0 Build 1011
BIOHAZARD 5 ベンチマーク
Windows 7を使って良かったと感じた点
一番のお気に入りはタスクバーが使いやすくなったことだ。タスクバーを右クリックすれば、そのアプリのよく使う機能を一発で使えるなど使い勝手が向上した。
自作erとしては、Trim対応やデフォルトでSSDのデフラグが無効など、SSD対応であることが最新のOSであることを実感させる。XPでは、SSDの性能を引き出すには細かな設定をいろいろしなければならなかったので、とても使いやすくなった。
(追記)そういえばすっかり忘れていたが、Windows7には数式入力パネルという機能がつき重宝している。ちょっとしたレポートなら、「ペンタブで数式を書いてWordに挿入」が簡単でいい。精度も高くギリシャ文字や、エイチバーなども認識してくれる。間違った認識のところはそこだけ修正も出来るので便利。
数式入力パネル 修正しているところ。
XPから、Windows 7 RCに乗り換えてみた
環境
Windows7RCのインストール
メーカーがVista x64のドライバを配ってないので、Windows7RC x86版を入れることに。
USBの外付けDVDドライブを使って普通にインストール。XPと違い、インストール時に聞かれる項目が少なく非常に楽。20分ほどで終了。他に書くことがない。
ドライバのインストール
元々かなりのドライバを持っていて、無線のON/OFFスイッチ、Fn(ファンクション)+*(輝度、スピーカーのミュート等)、スピーカーの音量調節、指紋認証も普通にいける、すごい。
動かなかったのが、タッチパネルの縁をなぞってもスクロールしないのと、バックライトON/OFFスイッチを押してもIEが起動してしまう点の二つのみ。メーカーサイトから、ドライバをインストールして終了。ちなみに、Vista用のドライバだが警告もなく普通に入った。
タッチパッドドライバ
TOSHIBA Value Added Package
アプリケーションのインストール
サブPCなので、最低限必要なソフトだけ入れた。
- AVG Anti-Virus Free Edition 8.5
- Microsoft Office 2008 Enterprise
- 秀丸エディタ Version 7.11
- DropBox 0.6.507
- ATOK2009
- Firefox 3.0.10
OSで弾かれることなく普通にインストール出来た。ただ、AdobeFlashPlayerでちょっと引っかかった。続けるを押しても反応せずダウンロードできないので、ここからまとめてダウンロードした。
一番最新っぽい、
- flashplayer10r22_87_win.exe (Firefox,Opera用)
- flashplayer10r22_87_winax.exe (Internet Explorer用)
ベンチマーク
まずはWindows純正のベンチから。
メモリ使用量
起動直後 | 750MB |
30分ほど放置 | 550MB |
起動時間
- 5s BIOSを抜けるまで
- 32s 矢印がでるまで
- 55s ログイン画面
- 76s 起動完了(ただし、裏ではCPUがんばってる)
- 120s CPUほぼ0%
終了時間
- 1s ログオフ
- 10s バッテリーの給電ランプが消えるまで
メモリ750MBほど使っている状態で
スリープに入る | 3s |
スリープから起こす | 5s |
休止状態になる | 23s |
休止状態から起こす | 25s |
バッテリーの持ち
3時間半ぐらい。XPでは4時間なので、確実に短くなっている。7はCPUが落ち着くのに時間がかかる。ただし、XPの方は半年前に測ったデータなのでバッテリーの劣化も多少考えられるので、参考程度に。
雰囲気
体感は、VISTAのもっさり感がなく、XPと同じでぐらい軽い。しかも、XPだとプチフリ(SSDのせい)しまくっていたが、7だとあまりプチフリしないのでかなり快適になった。プチフリ対策をしたXPに比べても、プチフリは激減している。
インターフェースはVistaそっくりで、スタートの隣がちょっと変わったぐらい。クイック起動とタスクがくっついた形になっているので(マックみたいな感じ)、クイック起動を多用していた俺は少し使いにくい。マックは下にたくさんアプリを並べて、ポインタを近づけると拡大してくれるが、7はそうでないのでたくさん並べるわけにもいかない。これは後々考えようと思う。
まとめ
まだ二日しか使ってないが、今のところ不具合は出ていない。XPで気になった細かいところが使いやすくなってる。例えば、
- LANケーブルを抜くと、その瞬間に無線に切り替わっている。
- Windowsフリップをやったときに、ブランクページがあり一瞬でデスクトップを表示できる。
- XPではタスクバーをグループ化する機能はいらない子認定だったが、Macっぽくなっていて使いやすい。
- XPに比べとにかく手間がかからず、ちょっとカスタマイズすれば使える。
- 指紋認証が超早く、指をスライドしきる前にログインが終わってる感じ。
Windows7RCを使って感動したのはこんなところ。マッカーに、「Macなら10年前からできるよ、それ」と言われそうだが。
RC版なので、万人にはお勧めしがたいが、プチフリSSDをXPで使っている人や、VISTAを使っているユーザーは乗り換えると幸せになるんじゃないかと思う。製品版が出たら是非試してほしい。
デュアルコア、メモリ2GBが普通になった今、Windows7は抵抗なく受け入れられるのではないかと思っている。俺も製品版が出しだいメインPCも載せ替える予定。自作er&PCゲーマーとしては、"SSDのドライバをきちんと搭載すること"、"DirectX 11によってGPUで動画のエンコードを行うのが普通になってくれること"、の2点を特に期待している。
プチフリのしない安SSDを手に入れた
導入
前買ったのは、JMicronチップ搭載のプチフリSSD。最初の数日は、とても快適だったのだがプチフリが頻発し、それに耐えられなくなったのでHDDに戻していた。しかし、SSDを一度使ってしまうと、HDDはレスポンスが遅すぎてイライラしてくる。
そこで、プチフリしないSSDを買うことを決意するのだが、どれも高い。3ヶ月で半値になるくらい価格下落と、性能向上が激しいので、値段の高い物は相対的にすぐに価値が落ちる。なので、64GBで1万ぐらいで買えないかなとか思ってたら、アイ・オー・データ SSDN-S64Bというのを出していた。(過去形、遠い目) 中身はSAMSUNG製でMLCタイプのMMCRE64G5MPP-0VAなので、元値は2万円の商品が1万円で売られていたことになる。 ネット上でもお祭り状態でネットショップでは即売り切れ、次回入荷なしということで入手困難だったが、中古品を手に入れた。
レビュー
MMCRE64G5MPP-0VAの性能は、最新SSDに比べ遅く100MB/sほどしか出ないが、プチフリのしないSSDということで十分に魅力のある商品だ。重さは、60g(前買ったプチフリSSDが90g)でHDDの半分ぐらいしかない。消費電力もプチフリSSDより少なく(カタログスペック上)、メインPCから引退後は、ノートPCへ天下りさせたい。プチフリSSDにあった、高周波の音も聞こえない。
前回と同じように取り付け、Cドライブを丸ごとSSDにコピーして起動する。起動時間は変わっていないが、起動してから常駐ソフトが立ち上がる速度が速い。二ヶ月ぶりに、SSDの早さに感動する。Word、Excel、PowerPoint等のオフィス系ソフトは、notepad.exeと同じ速度で起動する。もっと重たいアプリケーションを持ってこいやーって感じ。Photoshop CS4体験版では、プリフリが始まる前のプチフリSSDより若干遅いような気がする。3秒で起動するから、十分早いけど。
このメタリックボディかっこいい!PCパーツフェチというニュージャンルを、、、
ベンチマークがSSDの寿命を削るのでReadベンチだけやってみた。ベンチマークは以下の通り。アクセスタイムがさらに下がっている。ほかの人のベンチマークでは、シーケンシャルではかなり負けるが、4kでは早い。プチフリも今のところ発生していない。
前回買ったプチフリSSD
今回買ったMMCRE64G5MPP-0VA
まとめ
Vertexという安いSSDも出てきたし、プチフリ問題は解決。今SSDの話題でアツイのは、速度劣化の問題だ。SSDは性質上同じセルに何度も書き込んでいると壊れてしまうが、そうならないようにセルの負担を分散させるようになっている。ウェアレベリングというらしいが、大量の書き込みをするとウェアレベリングが働き速度低下が起こる。安いSSDほど、顕著に起こるらしい。解決策は、Vertexならファームウェア更新、ほかのSSDなら特殊なフォーマットをかけるなど。どれも、SSDの中身が消えてしまうのでバックアップをとってから行う必要がありかなり手間。なにかいい解決策ないのかな?Windows7なら解決するとか、いろいろある。
まー、まだSSDは買えた物じゃないなというのが正直なところ。今回買った商品だってメーカーノンサポート。保証もなければ、修理もしてくれない。初自作から二年ほどになるが、当初と同じなのはPCケースだけという。夏まで持ってくれればいいんですよ。うん。夏頃にはSANDISKが64GB、1万5千円で、かなり高性能のSSDを出すとか発表してるしそれに期待。
液晶モニタの時は、TNパネルという劣悪品が、VAやIPSパネルといった性能の高い製品を駆逐してしまったが、SSDではそうならないことを祈りたい。俺はお金がないので、どっちかっていうと、TN加担者になってる気がするけれど。お金のある方は是非ともX25-Eをお買い求めください。半年前発売して、今もほぼ無敵。
SSDがどれだけ値段が下がるのか俺的メモ。お金がなくて60GBSSDを買うならオススメ商品。もちろんプチフリはしない。
SAMSUNG | MMCRE64G5MPP-0VA | MLC | 18000 |
OCZ | OCZSSD2-1VTX60G | MLC | 23000 |
あれ、2個しかないw 8割のSSDがプチフリSSDで、高いSSDを除くとこれしかない。。。待てるなら夏まで待った方がいいかも。待てなかった俺、勝ち組(笑)
USBハブの外付け電源で充電を試してみた
目的
USB充電できる機器が増えてきたのはいいが、PCに接続することによるデメリットも存在する。
- iPodを充電だけしたいのに、必ず同期してしまう。
- USBの数が足りない。
- 充電用に数本のケーブルを常につないでおくと、パソコンの起動に時間がかかるようになる。
ということで、USB充電の環境を整えてみた。
仮説
USB-ACアダプタで充電できるとすると、ホスト側(OS)が認識していなくても充電できるハズ。
検証
USBハブの外付け電源で充電を行ってみる。
充電するのは、バッテリーの残量が少なかった
の三つを試した。
USBハブは古すぎて、メーカーサイトにページがないので省略。シグマ製です。
ファンレス 9600GTを買ってみた
二年ぶりにビデオカードのアップデート。
最近では、PhysXによる物理演算や、汎用プログラミングによって動画のエンコードをGPUにさせることが出来るなどかなり進歩してる。こんな内容を大学の授業でプレゼンして以来、俺がほしくてたまらなくなってしまった。ファンレス化したかったこともあって、思い切って購入。
今まで使っていたのは、nVidia 7900GSというハイエンドのちょい下ぐらいの価格帯。今回買ったのは同じくnVidiaの9600GT。これは、ミドルレンジで今なら12000円ぐらいで買えた。
今回は、2年前のそこそこハイエンドと、最新の安いモデルの比較を行ってみたい。
ベンチ名 | 7900GS | 9600GT | 備考 |
デビルメイクライ4 | rankD | rankS | 最低ランクから最高ランクへ |
ゆめりあ | 15801 | 39399 | スコア2.5倍 |
タイムリープブートベンチ | 41fps | 90fps | +49fps |
温度 アイドル | 33 | 51 | ファンレスなので高め |
温度 高負荷時 | 50 | 93 | かなり高い |
デビルメイクライ4ベンチマーク DからSへ
ゆめりあ (9600GT)
タイムリープベンチ (9600GT)
消費電力は低いとはいえ、ファンレスではかなり温度が高い。ケース内のエアフローをきちんとしないとすぐに壊れるかも。
2年で、性能が3倍のGPUを半分の値段で買えるようになっているとは。1万ちょっとの投資で最新のゲーム機以上の画質でゲームを出来るようになっていて、かなりのお買い得感。
これから、動画の再生支援や、エンコード支援も試してみたい。