SSD導入レポート2

とりあえず、Seagate DiscWizardで環境をまるまるコピーしてSSDで起動。(一台でもSeagate製のHDDを積んでいれば使えるみたい)
あれ。。。HDDより起動に時間がかかるような。。。とりあえず、まずは使ってみる。 

SSDに書き込みがない状態だと激速で、VS2005とかMicroSoftOffice2003のExcel、Word、PowerPointあたりも1秒で起動する。notepad.exeの起動速度と同じ。Photoshop Elements 2.0もブートスプラッシュのプラグイン読み込みが早すぎて何が書いてあったのか見えないレベル。ネットを回ってる時にpdf踏んでも、新しいページを開いたのと同じ速度で開ける。


ただ、SSDに書き込みがあると、例えばウィンドウズアップデートとか、アプリのインストール中はプチフリしまくって身動きがとれない。マウスカーソル自体は動くが、スタートとか何を押しても動かない状態が5秒ぐらい起こる。それが毎分4,5回。スタートを押して待つなんて何年前のパソコンだよ! プチフリ対策をやってみることにする。

ディスクアクセスを減らす目的のもの。レジストリいじりまくりましたが、根本的な解決にはならず。
EWFを使う。書き込みを実際には書き込まず、メインメモリに保存しておいて後でまとめて書き込むという方法。いきなり電源が落ちると二度と起動できないとか頻発するみたいですが、UPSを積んでるのでそこは問題なしということで導入してみた。すると、アプリをインストール中にプチフリが発生せず、解決したかに思われたが、書き込み量が680MBを超えるとOSごとフリーズしちゃう。これは文字通りフリーズしてリセットしかない。680MBいく前にキャッシュをSSDに書き込もうとするとプチフリが発生しまくるということになり、結局なんの解決にも至らなかった。

と、いうわけで。システムドライブはHDDに戻しました。しかし、HDD遅すぎ!! すべての動作がもっさりしやがって、なぜ今まで使ってこれたのか不思議。プチフリさえしなければ。。短距離が得意だがすぐへばるSSDってところかな。今は、アプリをインストールする専用のドライブとして使うことにした。メモ帳並みの速度では起動しないが、HDDに入れるより早いし、プチフリすることはないので当分はこういう環境でいくことにした。

一般的にSSDは、最大読み込み速度170MB/s!と詠われているが、確かにそれも大切ではあるが、それ以上に大切なのはアクセスタイムだと思った。読み込み命令をしてから、実際に読み込めるまでの時間は、HDDのほうはヘッダが動く時間もあるし、ディスクの回転のタイミングみたいなのもあるしで遅い。それに対しSSDは、半導体なのでとても早い。実際の値としては、HDDの18.7msに対しSSDは0.2msと、100倍もの差がある。このアクセス速度の違いは、実際に使ってみないとわからないと思うが、サクサクという表現では足りないぐらいキビキビ動くのだ。

上がHDD、下がSSD。AccessTimeに注目!

プチフリをのぞくと、たった8000円で、ここまで快適なものだと思っていなかった。いやはや、すばらしい。結局お金は無駄になってしまったが、黎明期であるSSDプチフリ現象を体感することができたし、アクセス速度*1が大切ということがわかったのでOKとしよう。次を買うときは、RandamReadに注目していいものを選びたい。今はプチフリしないSSDはまだ高く、まだ買いにくい。月末か来月新しいSSDがやっと出るみたいなので、それを買ってみようかな。

*1:RandamReadが早いのでアプリケーションの起動が速い