RamDiskの設定メモ

RamDiskの作成(Gavotte)

http://d.hatena.ne.jp/sona-zip/20080512
こちらのサイトを参考にRAMDiskを作成し、バッチファイルを実行する。
フォルダは、

  • cache (ブラウザ等のキャッシュ)
  • DESKTOP (通常時の作業ディレクトリ)
  • Program Files (高速化が必要なアプリケーション用)
  • TEMP (一時ファイルの保存先)

の4つを作成

バックアップと、リストアの設定

  1. ファイル名を指定して実行で「gpedit.msc
  2. 左ウィンドウで「コンピュータの構成」→「Windowsの設定」→「スクリプト
  3. 以下二つのファイルを追加する。



shutdown.bat
@ECHO OFF
SETLOCAL
SET RAMDrive=R
SET BackupFileName="E:\RAMDiskBackup.rar"
SET WinRARDir=C:\Program Files\WinRAR
%WinRARDir%WinRAR.exe a -u -as -dh -ep2 -inul -m0 -os -ow -o+ -r -s- -y E:\RAMDiskBackup.rar "R:\DESKTOP" "R:\cache" "R:\Program Files"
ENDLOCAL

  • "R:\DESKTOP" "R:\cache" "R:\Program Files"としているのは、Rドライブを丸ごと圧縮してしまうと、ゴミ箱にいったファイルやOSのTEMPまで圧縮してしまうことになり、時間がかかってしまうから。
  • rar.exeではなくてWinRAR.exeを使えば、シャットダウン時にバックアップをするのをキャンセルできる。(例えば再起動するだけなら、Ramdiskの内容は消えないのでバックアップをする必要がない) ほかにも、バックアップにかかる時間が表示されるので超便利
  • WinRAR.exeのオプションは、無圧縮、差分圧縮をしているらしい。細かいファイル大量にをコピーするのはとても時間がかかるため、まとめて一つのファイルにすることによってバックアップを高速化

start.bat
@ECHO OFF
SETLOCAL
SET RAMDrive=R
SET BackupFileName="E:\RAMDiskBackup.rar"
SET WinRARDir=C:\Program Files\WinRAR
IF NOT EXIST %RAMDrive%:\ GOTO END
IF NOT EXIST %BackupFileName% GOTO END
"%WinRARDir%\rar.exe" x -ow -y %BackupFileName% %RAMDrive%:\
:END
ENDLOCAL

単純に解凍しているだけ。

CacheをRamdiskに置く

天使の取り分の解決法 (ASUSマザーボード P5B Deluxeの問題)

BIOS1233以上で解決する。その場合OS認識 (3GB) + Ramdisk (5GB)となる。メモリは2GB分あればいいので、6GBをRamdiskとすると、OS認識領域から1GBを確保してしまって、タスクマネージャーで見ると1GB余計に食ってしまう。
そうなるのは気持ち悪いので、俺はBIOS1232でRemap ONで使う。OS認識 (2GB)して、残りを全部RamDiskにすれば6GB分確保できる。致命的なバグが見つからない限り、BIOSはアップデートしない方向で。
こちらが詳しい http://d.hatena.ne.jp/yaboratory/20080828/p1

BIOS Remap BIOS認識 OS認識 OS認識外(gavotteでRamDiskにする領域) メモ
1232 OFF 7168MB 3GB 4GB
1232 ON 8192MB 2GB 6GB RemapONだとOSが2GBしか認識しない
1233 OFF 7168MB 3GB 4GB
1233 ON 8192MB 3GB 5GB 天使の取り分返上!

以上、RamDiskの設定の設定メモでした。